タイヤの偏摩耗の対策方法
長期間車を走らせていると、だんだんタイヤが摩耗してすり減っていきます。
車は、前部と後部で重さのバランスが違います。
そのため、タイヤの減り方も前輪と後輪で差が出てしまいます。
偏摩耗と言ってほとんどの場合、前輪は端側のショルダー部分が、後輪は内側のセンター部分がすり減りやすいです。
摩耗が偏った状態で走り続けていると、すぐにタイヤがダメになってしまいます。
摩耗のバランスが悪くなるのを防ぐために、時々タイヤの位置をローテーションすることをおすすめします。
前輪と後輪の位置を入れ替えれば、ショルダー部分とセンター部分が交互に少しずつすり減っていくことになります。
そうすると、タイヤ全体のバランスが良くなって長持ちさせることができます。
もう一本スペアタイヤがあれば、5本のローテーションで使うことができるので、よりタイヤ代の節約になると思います。
タイヤの偏摩耗は、悪化するとスリップや横転の原因にもなってしまいます。
そうならないためにも、タイヤの状態には気を遣うことが大切です。